無または低ガンマグロブリン血症治療薬を発売
武田薬品工業
2024年01月24日 13:59
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武田薬品工業は本日(1月24日)、2歳以上の無または低ガンマグロブリン血症患者を対象とした20%皮下注用人免疫グロブリン製剤(商品名キュービトル20%皮下注)を発売したと発表した。
無または低ガンマグロブリン血症は、原発性免疫不全症(PID)または続発性免疫不全症(SID)による抗体が無いもしくは低い状態で、重篤な感染症の再発リスクが増加することを特徴とする疾患。
同薬に関しては、PIDの日本人患者を対象とした第Ⅲ相臨床試験ならびにPID患者を対象とした北米と欧州の第Ⅱ/Ⅲ相臨床試験に基づき、2022年10月26日に厚生労働省に製造販売承認申請を行い、2023年9月25日に製造販売承認を取得していた。