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オンラインで小児神経発達症を高精度に判定

2024年03月01日 16:08

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イメージ画像 © Adobe Stock ※画像はイメージです

 注意欠陥・多動性障害(ADHD)と自閉症スペクトラム障害(ASD)の発症には、遺伝因子および環境因子が関与している。ADHDやASDの患児では、思春期~青年期において社会適応の困難さから精神疾患などを併発するリスクが高く、早期発見・介入が求められる。しかし小児精神科医は不足していることから、医療アクセス改善のためオンライン診療の普及が期待されている。慶應義塾大学精神・神経科学分野の黒川駿哉氏らは、国内のADHDおよびASDの患児と養育者74組を対象に、精神科診療における対面評価と遠隔評価の一致度を検証。その結果、「遠隔評価と対面評価は高い精度で一致し、信頼性も高かった」とJ Med Internet Res2024; 26: e51749)に報告した。

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