思いつく動物名の数で転倒リスク予測
肝硬変患者を対象に検討
2024年03月01日 17:49
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肝硬変患者は、サルコペニアやフレイル、肝性脳症といった症状の影響により、転倒リスクが高いとされる(関連記事「肝硬変患者で不慮の事故が多い理由は?」)。岐阜大学大学院消化器内科学分野の三輪貴生氏らは、肝硬変患者を対象に実施した、1分間に動物の名前をできるだけ多く挙げてもらうアニマルネーミングテスト(ANT)の結果と、過去の転倒および骨折歴との関連を検討する横断研究を実施。両者には関連性が見られ、「転倒および骨折がANTで評価した神経機能と関連することが示唆された」と、Sci Rep(2024年2月21日オンライン版)に報告した。