4・4・8呼吸法で動脈硬化リスク低下
健康な成人男性で検討
2024年03月07日 05:11
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帝京科学大学自然環境学科講師の小林亮太氏と奈良県立医科大学客員教授の根来秀行氏は、健康な成人男性15例を対象に「鼻からの吸気4秒→息止め4秒→鼻からの呼気8秒」のサイクルでゆっくり呼吸する4・4・8呼吸法が動脈壁の硬化度(動脈スティフネス)に及ぼす即時効果をクロスオーバー試験で検討。その結果、4・4・8呼吸法を約5分間実施後30分の時点で動脈スティフネスの指標である上腕・足首脈波伝播速度(baPWV)および上腕収縮期血圧が有意に低下(改善)したとCardiol J(2024年2月13日オンライン版)に発表した。