先天性心疾患診療に対するARNIは有効か
医療技術の進歩により、最近では小児期に先天性心疾患患児の9割が成人期を迎えられると推計されている。しかし、適切な治療法は十分に確立されていない。例えば、通常成人の後天性心疾患では左心室不全が大半を占めるが、成人先天性心疾患(ACHD)では体循環を担う心室(体心室)が右心室である例など右心室不全が多く、左心室不全に奏効する治療薬であっても、右心室不全におけるエビデンスは少ない。自衛隊横須賀病院循環器内科の弓田悠介氏は聖路加国際病院(東京都)、千葉県循環器病センター、千葉市立海浜病院と共同研究で、アンジオテンシン受容体・ネプリライシン阻害薬(ARNI)の成人先天性心疾患患者に対する有効性と安全性を検討。結果を第25回日本成人先天性心疾患学会(1月6~8日)で報告した。
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