SLEへの生活習慣介入、効果は皆無?
カロリンスカ研究所のシステマチックレビュー
2024年04月16日 15:39
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全身性エリテマトーデス(SLE)の治療法は、過去数十年間で大きく進歩した。しかし、新しい生物学的製剤の奏効率は限定的で、依然として多くの患者が臓器障害を発症し、重度の疼痛や倦怠感、QOLの低下に悩まされている。スウェーデン・Karolinska InstitutetのAlexander Tsoi氏らは、ライフスタイルへの介入がSLEの病状に及ぼす影響を検討する目的でシステマチックレビューを実施。介入によって疾患活動性が低下したと報告する研究はほとんどなかったことなどをRheumatol Int(2024; 44: 765-778)に発表した。(関連記事:「皮膚の特異疹が自己免疫疾患の診断に重要」)