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デュルバルマブ、進行胆道がん3年時点の全生存を2倍に改善

アストラゼネカ

2024年04月24日 14:04

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 アストラゼネカは4月23日までに、切除不能な局所進行または転移性胆道がん患者を対象にした第Ⅲ相無作為化国際多施設共同試験TOPAZ-1の追跡調査の結果を報告。デュルバルマブ(商品名イミフィンジ)と化学療法の併用療法(併用群)において、3年経過時点で臨床的に意義ある長期の全生存(OS)ベネフィットが示されたと発表した(関連記事「米・進行胆道がんへのイミフィンジ+化学療法が承認」。

 具体的には、3年経過時点(追跡期間中央値41.3カ月)で、化学療法単独群と比較して併用群では死亡リスクが26%低下した〔ハザード比(HR)0.74、95%CI 0.63~0.87〕。またOS中央値は化学療法単独群の11.3カ月に対し、併用群は12.9カ月だった。3年経過時点のOSはそれぞれ6.9%、14.6%で、デュルバルマブ併用群が化学療法群の2倍以上だった。

 なお、同試験の中間解析では、主要評価項目であるOSの有意な改善が認められ、化学療法単独群と比較して併用群で死亡リスクが20%低下した(HR 0.80、95%CI 0.66~0.97、両側P値=0.021、統計的有意水準=0.03)。

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