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高齢者診療のコツとヒント 高齢者診療のコツとヒント

<第9回>高齢者カンファレンスの「落とし穴」に陥らない!

北里大学医学部総合診療医学・地域総合医療学 木村琢磨

 2016年03月18日 07:15
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3名の先生が役に立ったと考えています。

イメージ画像 (c)Thinkstock/Getty Images

症例:88歳女性

 認知機能は比較的保たれていますが,腰痛のため足腰が弱くヘルパーさんの援助で一人暮らしを続けています。ある日,本人を囲んでケアカンファレンスが開催され,遠方から参加された娘さんの提案で施設入所の方針となりました...

カンファレンスが良いケアに結び付くとは限らない

 認知機能や日常生活動作(ADL)が低下した"臨床的な高齢者"(第1回参照)に関するさまざまな臨床問題については,医師のみで解決できることは少なく,介護保険サービスにおけるケアカンファレンス(サービス担当者会議)をはじめ,本人や家族とともに,多(他)職種も含めたカンファレンスが不可欠です。カンファレンスなど集団の話し合いではメンバーの相互作用(グループダイナミクス)が生じ有用な面がありますが,その結論が必ずしも本人のより良いケアに結び付くとは限らないことに留意が必要です。カンファレンスにはさまざまなピットホールがあり,本稿では高齢者に関するカンファレンスをどう行うかについて考えます。

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