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ドクターズアイ 山田悟(糖尿病) ドクターズアイ 山田悟(糖尿病)

糖尿病患者は緊急手術を受けられなくなる?

 2018年03月27日 09:46
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研究の背景:HbA1cが7%台!手術は延期すべき?

 前回のこの連載で、薬物療法中のHbA1cの管理目標は7%以上8%未満にすべきだという米国内科学会の声明について紹介した(関連記事「HbA1c管理目標に関する衝撃の声明」)。これに関連して気になるのは、HbA1cが7%未満でないと大手術はできないという概念である。

 高血糖が術後のアウトカムに悪い影響を与えることはよく知られており、私が研修医のころはHbA1c 7%超では大手術(全身麻酔が必要な開腹・開胸術など)は避けるべきとされていたし、今もHbA1c 7%超の糖尿病患者の抜歯やインプラント手術に当たって、血糖管理の面で実施可能かどうか、歯科医から問い合わせを受けることが多い。実際、日本歯周病学会の「糖尿病患者に対する歯周治療ガイドライン(改訂第2版)」では、観血的処置を行う際の血糖管理について「直接的な血糖コントロール値の基準はない。しかし(中略)歯周外科治療ではHbA1c 6.9%前後を参考値としてよいと考えられる」と記載されている。

 しかし、今後、薬物療法中の糖尿病患者の血糖管理目標が7%台になるとすれば、ほとんどの例では緊急の大手術を行うのは難しくなるのではないか? との疑問が生まれてくる。

 このたび、米・Duke大学のグループが15年間の手術データを後ろ向きに解析し、術前のHbA1cおよび周術期の平均血糖値と術後30日間の死亡率との関係について報告した(Diabetes Care 2018;41:782-788)。前記の疑問に答えるために、今回はこの研究を吟味したい。

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