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ドクターズアイ 山田悟(糖尿病) ドクターズアイ 山田悟(糖尿病)

DPP-4阻害薬の陥落?!

GLP-1受容体作動薬、SGLT2阻害薬とのネットワークメタ解析

 2018年04月27日 09:51
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研究の背景:head-to-head試験なしに多数の治療選択肢の比較が可能に

 これまで、日本糖尿病学会のガイドラインにおいては、糖尿病の薬物療法の選択の際、患者のインスリン分泌能やインスリン感受性といった要素を考えて個別に選択することを推奨し、薬物の序列付けをしてこなかった。これは、メトホルミンを第一選択薬と明確に示す欧米のガイドラインとは明らかに異なるものである。

 しかし、欧米でメトホルミンを第一選択薬とする最大の理由は医療経済的な理由が強く、純然と科学的に序列付けをしているとは言えない。科学的に序列付けをするためには、無数のhead-to-headの直接比較試験をしなければならないはずであり、科学的な序列付けは不可能との考え方もあった。しかし、今年(2008年)1月に発表された糖尿病食事療法の比較研究で採用されたネットワークメタ解析という方法を用いれば(関連記事「2型糖尿病の血糖管理に最善の食事療法は?」)、head-to-head試験がなくとも多数の治療選択肢の有効性を比較できる。

 このたびJAMA2018;319:1580-1591)にネットワークメタ解析を用いて、SGLT2阻害薬、GLP-1受容体作動薬、DPP-4阻害薬の三者を比較した研究が掲載された。その結果によると、SGLT2阻害薬は死亡率の低減においてDPP-4阻害薬に勝り、心不全入院の低減においてGLP-1受容体作動薬、DPP-4阻害薬のいずれにも勝っていた。DPP-4阻害薬が最も多く処方されているわが国において、糖尿病薬物療法の今後の在り方を考える上で大切な報告と考え、紹介したい。

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