アフリカ、感染者500万人超 増加傾向顕著―AFP通信〔時事メディカル〕
2021年06月14日 15:30
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【パリAFP時事】アフリカの新型コロナウイルスの累計感染者数が500万人を超えたことが、AFP通信のまとめで分かった。世界で感染確認のスピードが鈍化しつつある中、アフリカでは逆に増加傾向が顕著で、1週間で3割ずつ増えていく深刻な状況が続いている。
54カ国・地域の公式統計を基にしたデータでは、12日時点の感染者数は計500万8656人で、1日平均1万5680人増えている。一方、死者数は13万4000人を上回った。1日平均では320人で、前週比で16%の増加となった。
アフリカの新規感染者は10人中約7人がエジプト、南アフリカ、チュニジア、ウガンダ、ザンビアの5カ国が占める。特にザンビアは前週比147%の増加で、感染拡大の速さは世界最悪レベルに達している。
(2021年6月14日 時事メディカル)