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切除不能進行・再発胃癌バイオマーカー検査の手引きを作成

日本胃癌学会

2024年04月26日 10:55

64名の医師が参考になったと回答 

 日本胃癌学会は4月25日、『切除不能進行・再発胃癌バイオマーカー検査の手引き第1版』を同学会の公式サイトに掲載した。

 現在、切除不能進行・再発胃がんの薬物療法においては、免疫チェックポイント阻害薬の抗PD-1抗体ニボルマブ、抗HER2抗体薬物複合体トラスツズマブ デルクステカンの他、今年(2024年)3月には抗CLDN18.2抗体ゾルベツキシマブが承認され、臨床現場での活用が期待されている(関連記事「世界初、抗CLDN18.2抗体ゾルベツキシマブが承認」)。 さらに、抗PD-1抗体ペムブロリズマブの一次治療での適応拡大も承認待ちの状況である。

 これに伴い、胃がんのバイオマーカー検査もHER2タンパク過剰発現/遺伝子増幅、PD-L1発現(CPS)、高頻度マイクロサテライト不安定性(MSI-H)/ミスマッチ修復機能欠損(dMMR)、高腫瘍遺伝子変異量(TMB-H)、CLDN18発現が追加となっている。

 こうした背景を踏まえ、胃がん患者が有効な分子標的治療薬による治療機会を逸することがないよう検査実施アルゴリズムが必要と考え、今回の手引き作成に至ったという。

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