長時間坐位でもコーヒー摂取で死亡増加せず
米国民健康・栄養調査2007~18年データの解析結果
2024年04月26日 15:56
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中国・Medical College of Soochow UniversityのHuimin Zhou氏らは、2007~18年の米国民健康・栄養調査(NHANES)に参加した成人1万例超のデータを用い、1日当たりの坐位時間およびコーヒー摂取が死亡リスクに及ぼす複合的な影響を検討。その結果、坐位時間が長い者で全死亡および心血管疾患(CVD)による死亡のリスクが高かったが、長時間の坐位による死亡リスク上昇はコーヒーを飲まない者のみで認められ、コーヒー摂取者ではリスクが上昇しなかったとBMC Public Health(2024; 24: 1069)に発表した(関連記事「コーヒーの種類を問わずCVDリスクが低下」)。