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DOAC+ジルチアゼムで出血リスク上昇

高齢の心房細動患者20万人超対象の後ろ向きコホート研究

2024年05月01日 05:00

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イメージ画像 © Adobe Stock ※画像はイメージです

 心房細動治療において、カルシウム拮抗薬ジルチアゼムはレートコントロール薬としてよく処方されるが、血栓塞栓症の予防に用いられる直接作用型経口抗凝固薬(DOAC)と併用するとDOACの排泄を阻害し、過剰な抗凝固作用を引き起こす可能性がある。米・Vanderbilt University School of MedicineのWayne A. Ray氏らは、DOACを投与されている高齢の心房細動患者を対象に、ジルチアゼム併用による重篤な出血イベントの発生を、シトクロムP450(CYP)3A4およびP-糖蛋白質を阻害しないβ遮断薬メトプロロールの併用と比較する後ろ向きコホート研究を実施。メトプロロール併用に比べ、ジルチアゼム併用で重篤な出血リスクが大幅に上昇することを、JAMA2024年4月15日オンライン版)に発表した(関連記事「SSRI+経口抗凝固薬で出血リスク3割増」、「フレイル合併AFにはDOACよりワルファリン!?」)。

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