SSRI+経口抗凝固薬で出血リスク3割増
心房細動患者対象のコホート内症例対照研究
2024年04月03日 05:10
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選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)は、出血リスクを上昇させることが報告されている。カナダ・McGill UniversityのAlvi A. Rahman氏らは、心房細動患者を対象に経口抗凝固薬(OAC)単独とSSRI+OAC併用の出血リスクを検討する大規模集団ベースのコホート内症例対照研究を実施。SSRI+OAC併用で出血リスクが33%上昇したとJAMA Netw Open(2024; 7: e243208)に報告した。(関連記事「SSRIと経口抗凝固薬で脳内出血リスク上昇」「SSRI服用30日以内の頭蓋内出血リスク高」)