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着床前診断は不妊治療の福音となるか

学会主導の特別臨床研究

2022年10月25日 05:00

849名の医師が参考になったと回答 

 着床前胚染色体異数性検査(PGT-A)は胚の一部を生検して染色体の異数性を調べる検査で、妊娠に適した胚の移植により妊娠率の向上と流産の抑制が期待できるが、諸外国のデータでは実臨床での効果が証明されていない。加えて、日本では倫理的・社会的問題への配慮から実質的に禁止されていたため知見に乏しかった。しかし、着床前診断に対する意識の変化や胚生検および遺伝子検査法の進歩などを受け、日本産科婦人科学会の主導によるパイロット研究を経て2019年に特別臨床研究が開始された。同学会臨床倫理監理委員会委員でレディスクリニックコスモス(高知県)院長/徳島大学病院産科婦人科の桑原章氏は、同研究の中間集計結果を第74回同学会(8月5〜7日)で解説した(関連記事「PGT-Aは不妊治療の救世主となりうるか」)。

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