原因不明の消化器症状は好酸球性胃腸炎を疑え
2022年12月08日 14:24
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好酸球性胃腸炎(EGE)は食物を原因とし、腹痛、嘔吐、下痢などの消化器症状を呈する消化管のアレルギー疾患である。済生会横浜市東部病院小児肝臓消化器科部長の十河剛氏らは、原因不明の消化器症状を訴え同院で消化管内視鏡検査を行った小児860例を後ろ向きに解析。その結果、8人に1人がEGEと診断され、EGEは決してまれな疾患ではないことが示されたとPediatr Int(2022; 64: e15322)に発表した。(関連記事「好酸球性胃腸炎に『Rainbow食事療法』を開発」「好酸球性上部消化管疾患の基礎と臨床」「消化管アレルギーをどう診るか」