大腸癌治療戦略におけるスチバーガの位置づけとマネジメント〔PR〕
2016.08.23
司 会 | 板橋 道朗 先生 | 東京女子医科大学 消化器外科 准教授 |
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出席者 | 沖 英次 先生 | 九州大学大学院 消化器・総合外科 診療准教授 |
加藤 健志 先生 | 関西労災病院 下部消化器外科 部長 | |
室 圭 先生 | 愛知県がんセンター中央病院 薬物療法部 部長 | |
山﨑 健太郎 先生 | 静岡県立静岡がんセンター 消化器内科 医長 |
大腸癌に対する世界初の経口マルチキナーゼ阻害薬であるスチバーガ(レゴラフェニブ)は、本邦では2013年3月に「治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌」を適応として製造販売承認を受けた。国内の大腸癌治療ガイドライン(医師用2014年版)や、NCCNおよびESMOのガイドラインにおいても切除不能大腸癌に対する標準治療の1つに挙げられるなど、その有用性は国内外で広く認知されている。
国内では発売から3年が経過し、使用症例は7,000例を超えるが、使用経験の蓄積に伴い、実臨床における課題や有害事象の傾向なども明らかになってきた。そこで本日の座談会では消化器癌の臨床および研究の第一人者の先生方にお集まりいただき、大腸癌治療におけるスチバーガの位置づけ、および有害事象のマネジメントに焦点を当ててお話を伺った。