トップ
インスリン発見100周年
インスリン作用のさらなる解明を呼びかけ
今年(2021年)は、1921年にカナダの研究チームがインスリン分子を発見してからちょうど100年の節目に当たる。11月14日に行われた「インスリン発見100周年記念シンポジウム」(ウェブ開催)では糖尿病治療に携わる専門家が多数参加して、治療法の変遷や「糖尿病とはどのような疾患なのか」「その治癒のためには何が必要か」などのテーマについて議論した。同シンポジウムで講演した国立国際医療研究センター糖尿病研究センターセンター長の植木浩二郎氏は「糖尿病治癒のためにはインスリン作用の完全な解明が重要」と述べ、新たなイノベーションによる糖尿病制圧を呼びかけた。
インスリン発見100周年
インスリン作用のさらなる解明を呼びかけ
今年(2021年)は、1921年にカナダの研究チームがインスリン分子を発見してからちょうど100年の節目に当たる。11月14日に行われた「インスリン発見100周年記念シンポジウム」(ウェブ開催)では糖尿病治療に携わる専門家が多数参加して、治療法の変遷や「糖尿病とはどのような疾患なのか」「その治癒のためには何が必要か」などのテーマについて議論した。同シンポジウムで講演した国立国際医療研究センター糖尿病研究センターセンター長の植木浩二郎氏は「糖尿病治癒のためにはインスリン作用の完全な解明が重要」と述べ、新たなイノベーションによる糖尿病制圧を呼びかけた。
動画解説
糖尿病 TOPICS 2021 No.2
〔編集部から〕糖尿病領域で今年(2021年)注目された臨床試験を取り上げ紹介する企画「糖尿病TOPICS」の後半です。横浜市立大学大学院医学研究科内分泌・糖尿病内科学教授の寺内康夫氏に、心不全に対するSGLT1/2阻害薬sotagliflozinの効果を検証した統合解析の解説をお願いしました。
動画解説
糖尿病 TOPICS 2021 No.2
〔編集部から〕糖尿病領域で今年(2021年)注目された臨床試験を取り上げ紹介する企画「糖尿病TOPICS」の後半です。横浜市立大学大学院医学研究科内分泌・糖尿病内科学教授の寺内康夫氏に、心不全に対するSGLT1/2阻害薬sotagliflozinの効果を検証した統合解析の解説をお願いしました。
動画解説
糖尿病 TOPICS 2021 No.1
〔編集部から〕糖尿病領域で今年(2021年)注目された臨床試験を取り上げ紹介する企画「糖尿病TOPICS」を2回にわたって掲載します。横浜市立大学大学院医学研究科内分泌・糖尿病内科学教授の寺内康夫氏に解説をお願いしました。今回は第1回としてSURPASS-2を取り上げます。
動画解説
糖尿病 TOPICS 2021 No.1
〔編集部から〕糖尿病領域で今年(2021年)注目された臨床試験を取り上げ紹介する企画「糖尿病TOPICS」を2回にわたって掲載します。横浜市立大学大学院医学研究科内分泌・糖尿病内科学教授の寺内康夫氏に解説をお願いしました。今回は第1回としてSURPASS-2を取り上げます。
フォトレポート
世界糖尿病デー、横浜マリンタワーが青に
11月14日は世界糖尿病デー。新型コロナウイルス感染症の拡大で、ライトアップを含む多くのイベントが中止を余儀なくされた昨年から一転。インスリン発見100周年に当たる今年(2021年)は、日本各地のランドマークがどこまでも続く青い空を思わせるブルーに染まった(青は糖尿病啓発のシンボルカラー)。横浜市でも横浜マリンタワーにブルーの灯がともり、糖尿病の正しい理解と予防を促進するキャンペーンが展開された。
フォトレポート
世界糖尿病デー、横浜マリンタワーが青に
11月14日は世界糖尿病デー。新型コロナウイルス感染症の拡大で、ライトアップを含む多くのイベントが中止を余儀なくされた昨年から一転。インスリン発見100周年に当たる今年(2021年)は、日本各地のランドマークがどこまでも続く青い空を思わせるブルーに染まった(青は糖尿病啓発のシンボルカラー)。横浜市でも横浜マリンタワーにブルーの灯がともり、糖尿病の正しい理解と予防を促進するキャンペーンが展開された。
インタビュー
配合注射薬が変える糖尿病治療
昨年(2020年)、持効型インスリンとGLP-1受容体作動薬の配合注射薬が相次いで発売され、インスリン療法のアンメットメディカルニーズが解決されようとしている。東邦大学糖尿病・代謝・内分泌学分野教授の弘世貴久氏に、配合注射薬登場が糖尿病治療にもたらすインパクトについて聞いた。
インタビュー
配合注射薬が変える糖尿病治療
昨年(2020年)、持効型インスリンとGLP-1受容体作動薬の配合注射薬が相次いで発売され、インスリン療法のアンメットメディカルニーズが解決されようとしている。東邦大学糖尿病・代謝・内分泌学分野教授の弘世貴久氏に、配合注射薬登場が糖尿病治療にもたらすインパクトについて聞いた。
解説
実地医家の低血糖対策、専門医が7つの提言
Medical Tribuneでは実地医家における糖尿病診療での低血糖対策を探るべく、Medical Tribuneウェブに「一般内科」で会員登録があり、2型糖尿病の診療を行っている開業医を対象に調査(以下、MTサーベイ)を実施し、294人の有効回答を得た(関連記事「実地医家は低血糖にどう向き合っているか」)。この結果について、獨協医科大学内分泌代謝内科教授の麻生好正氏は、専門医の立場から"苦言"を含む7つの提言を行っている。
解説
実地医家の低血糖対策、専門医が7つの提言
Medical Tribuneでは実地医家における糖尿病診療での低血糖対策を探るべく、Medical Tribuneウェブに「一般内科」で会員登録があり、2型糖尿病の診療を行っている開業医を対象に調査(以下、MTサーベイ)を実施し、294人の有効回答を得た(関連記事「実地医家は低血糖にどう向き合っているか」)。この結果について、獨協医科大学内分泌代謝内科教授の麻生好正氏は、専門医の立場から"苦言"を含む7つの提言を行っている。
新薬の実力
ミトコンドリア機能改善薬イメグリミンの実力
DPP-4阻害薬やSGLT2阻害薬の登場以来となる新規作用機序を有する2型糖尿病治療薬イメグリミン(商品名ツイミーグ)が、今年(2021年)9月に発売された。インスリン分泌能低下およびインスリン抵抗性の改善という2つのメカニズムで血糖降下作用を示すことが期待される初めての薬剤である。DPP-4阻害薬などに匹敵する高い有効性を有し、低血糖や消化器症状などの懸念すべき副作用が少ない。このことから、幅広い患者に対する使用が想定される。国立国際医療研究センター病院糖尿病研究センターセンター長の植木浩二郎氏に、イメグリミンの特徴や薬物治療における位置付けなどについて聞いた。
新薬の実力
ミトコンドリア機能改善薬イメグリミンの実力
DPP-4阻害薬やSGLT2阻害薬の登場以来となる新規作用機序を有する2型糖尿病治療薬イメグリミン(商品名ツイミーグ)が、今年(2021年)9月に発売された。インスリン分泌能低下およびインスリン抵抗性の改善という2つのメカニズムで血糖降下作用を示すことが期待される初めての薬剤である。DPP-4阻害薬などに匹敵する高い有効性を有し、低血糖や消化器症状などの懸念すべき副作用が少ない。このことから、幅広い患者に対する使用が想定される。国立国際医療研究センター病院糖尿病研究センターセンター長の植木浩二郎氏に、イメグリミンの特徴や薬物治療における位置付けなどについて聞いた。
インタビュー
CGM、FGMの特性を生かした自己血糖管理を
適切な糖尿病治療を継続するには、患者自身が血糖変動を的確に把握する自己血糖管理が不可欠である。日本では現在、持続グルコースモニター(CGM)や間歇スキャン式持続グルコースモニター(iCGM、いわゆるFlash Glucose Monitoring:FGM)※などの機器が自己血糖管理に活用されている。東京慈恵会医科大学糖尿病・代謝・内分泌内科教授の西村理明氏に、自己血糖管理法の進歩の過程を振り返ってもらうとともに、各機器を用いた管理法における特徴とそれぞれに適する患者像、今後求められる改善点などを聞いた。
インタビュー
CGM、FGMの特性を生かした自己血糖管理を
適切な糖尿病治療を継続するには、患者自身が血糖変動を的確に把握する自己血糖管理が不可欠である。日本では現在、持続グルコースモニター(CGM)や間歇スキャン式持続グルコースモニター(iCGM、いわゆるFlash Glucose Monitoring:FGM)※などの機器が自己血糖管理に活用されている。東京慈恵会医科大学糖尿病・代謝・内分泌内科教授の西村理明氏に、自己血糖管理法の進歩の過程を振り返ってもらうとともに、各機器を用いた管理法における特徴とそれぞれに適する患者像、今後求められる改善点などを聞いた。
MTサーベイ
実地医家は低血糖にどう向き合っているか
糖尿病の治療では、厳格な血糖管理を目指すとともに、低血糖を回避することが重要だとされる。低血糖の頻度が増えると大血管障害が増加し、高齢者では転倒・骨折、うつなどの誘因となるからだ。Medical Tribuneでは実地医家における低血糖対策を探るべく、2型糖尿病の診療を行っている開業医を対象に調査を実施した。実地医家が低血糖にどう向き合っているかが浮き彫りにされた。なお、獨協医科大学内分泌代謝内科教授の麻生好正氏は、今回の調査結果について、専門医の立場から7つの提言を行っている(麻生氏による解説記事は近日中に公開します)。
MTサーベイ
実地医家は低血糖にどう向き合っているか
糖尿病の治療では、厳格な血糖管理を目指すとともに、低血糖を回避することが重要だとされる。低血糖の頻度が増えると大血管障害が増加し、高齢者では転倒・骨折、うつなどの誘因となるからだ。Medical Tribuneでは実地医家における低血糖対策を探るべく、2型糖尿病の診療を行っている開業医を対象に調査を実施した。実地医家が低血糖にどう向き合っているかが浮き彫りにされた。なお、獨協医科大学内分泌代謝内科教授の麻生好正氏は、今回の調査結果について、専門医の立場から7つの提言を行っている(麻生氏による解説記事は近日中に公開します)。
関連記事
- 妊娠中の魚油サプリで児にメタボリスク
- 2024年度診療報酬改定が最終決定!
- 外科医の前院長が入院患者を「抱え込み」、適正化の要望も応じず...糖尿病見落とし患者死亡〔読売新聞〕
- 血圧は放置厳禁!やや高めでもCVDは2倍
- CKD+糖尿病+高血圧合併者への介入は困難
- 甘味料が食後インスリン値と血糖上昇を抑制
- 「FreeStyleリブレ2」登場、新機能とは?
- 日本人の糖尿病寛解の条件とは?
- ブロルシズマブのIOI発生率、DMEでは9.1%
- 非空腹時のTG測定で糖尿病発症予測能が向上
- ビタミンC/Eなどで2型糖尿病リスク低下
- 脳膿瘍全例登録が示す記述研究の大切さ
- 新型コロナ後遺症の高リスク集団を同定
- 2型糖尿病治療で歯周病が改善
- 持続血糖測定を活用したアプリで糖尿病を予防