米・がん死亡率、25年間で27%低下

 米国がん協会(ACS)の「がん統計2019年版(Cancer Statistics, 2019)」によると、米国のがん死亡率はピーク時の1991年から2016年までの25年間で27%低下し、人種/民族による差は縮小傾向にあるが、社会経済的な格差が拡大しているという。2019年の発症・死亡予測では、新規がん発症が176万2,450例、がん死亡が60万6,880例と推定された。ACSのRebecca L. Siegel氏らが、CA Cancer J Clin(2019; 69: 7-34)に発表した。