発達障害によるビタミンA欠乏症
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ビタミンA欠乏症(VAD)は夜盲症が先行して現われ、放置すれば眼球乾燥症を来して最終的には失明に至る可能性が高い疾患である。発展途上国では小児の主要な失明原因となっているが、日本で遭遇することはまれである。兵庫医科大学眼科学の薗田直央氏は発達障害に伴う偏食からVADによる角膜混濁を生じた小児3例を経験、詳細を角膜カンファランス2019(2月7〜9日)で報告した。