プロバイオティクスのエビデンスの現在

 健康への好ましい影響が報告されているプロバイオティクスは多いが、疾患に対する治療効果や予防効果が確認され、医療用医薬品として使われているものは少ない。その1つに酪酸菌(宮入菌)製剤のミヤBMがあるが、ミヤリサン製薬株式会社東京研究所所長の高橋志達氏は、治療薬としてのプロバイオティクスのエビデンスを整理した。そして、今後プロバイオティクスに関しては、特定の疾患をターゲットとした、疾患特異的な創薬が盛んになるだろうと展望した。第34回日本静脈経腸栄養学会(2月14~15日)での日本臨床腸内微生物学会との合同シンポジウムから紹介する。(関連記事:「ICU患者の腸内細菌叢は劇的に変化」「胃瘻造設患者の便はアルカリ性」「大腸は"暗黒大陸"、細菌マップが必要」)