かけ持ち手術は高リスク患者で危険性高い

 米・Stanford UniversityのEric Sun氏らは、6万例超のコホートデータを後ろ向きに検討し、かけ持ちで行う手術(重複手術)の周術期リスクは単独手術と同等だが、術前の予測で高リスクに分類された患者では危険性が高いと報告(JAMA 2019;321:762-772)。重複手術の適応となるかどうかを患者ごとに慎重に選択するよう呼びかけている。