脳梗塞に対する血管内治療の現状と課題は?

 日本における急性期脳梗塞に対する血管内治療の現状と課題について、兵庫医科大学脳神経外科主任教授の吉村紳一氏が第44回日本脳卒中学会(STROKE2019、3月21~23日、横浜市)で報告。急速に普及しつつある血管内治療について、さらなる適応拡大が望まれている点を指摘。発症6時間以降をはじめ、広範囲脳梗塞、末梢血管閉塞、軽症例への適応拡大に向けた臨床研究が進んでいることなどを解説した。