移植後生活の困難を医師は過小評価

 同種造血幹細胞移植(SCT)の治療成績が向上し、移植後の長期生存が望めるようになった。それは同時に移植関連合併症リスクを抱えながら生きることを意味し、若年で移植を受けた患者ほどその後の道のりは長い。淀川キリスト教病院(大阪府)緩和医療内科医長の早川晶氏は小児期にSCTを受けた後長期生存する患者を対象としたQOLに関する調査について、第41回日本造血細胞移植学会(3月7〜9日)で詳細を報告。移植後患者が抱える生活上の困難は、医師が考えている以上に大きいことを示した。