大気汚染による死亡数、喫煙を上回る

 ドイツ・Max-Plank Institute for ChemistryのJos Lelieveld氏らは、大気汚染による死亡を新たなモデルで検討。その結果、世界の大気汚染による死亡数は年間880万人と推定され、世界疾病負担研究(GBD)2015による推定値の約2倍に及び、喫煙による死亡数を上回ったとEur Heart J2019年3月12日オンライン版)に発表した。(関連記事「基準値下回る大気汚染でも死亡リスク上昇」)