専門医機構、来年度の専攻医数上限を再検討

 今年度(2019年度)の新専門医制度において、専攻医の偏在を抑制するために東京はじめ一部の府県に設けたシーリング(上限設定)について、日本専門医機構は来年度の具体的数値を再検討する方針を示した。同機構理事長の寺本民生氏は本日(4月22日)、東京都で開いた記者会見で、シーリングの根拠となりうる、将来の「必要医師数」についての見解が厚生労働省と一致していないことを明らかにし、今後も同省と協議、検討を継続する方針を示した。(関連記事「来年度の専攻医、東京都の上限数決定」)。