"電子の舌"でおいしく減塩
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「減塩食品はおいしくない」、そんなイメージを覆す混合塩が登場するかもしれない。米・Washington State UniversityのSasha M. Barnett氏らは、味覚応答において生じる電位差を測定する電子舌(Electronic Tongue)と官能検査を用いて、塩味は変えずに、健康障害の原因となる塩化ナトリウム(NaCl)の一部を塩化カリウム(KCl)や塩化カルシウム(CaCl2)に置換する配合率を同定したとJ Food Sci(2019; 84: 327-338)で報告した。