腎障害患者に尿酸降下薬"条件つき推奨"

 日本痛風・核酸代謝学会は昨年(2018年)末、9年ぶりの改訂となる『高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン(GL)第3版(2019年改訂)』を刊行した(関連記事:「腎保護目的での尿酸降下薬投与を初めて推奨」)。帝京平成大学教授で同大学国際交流センター長の内田俊也氏は、同GLのクリニカルクエスチョン(CQ)2「腎障害を有する高尿酸血症の患者に対して、尿酸降下薬は非投薬に比して推奨できるか?」について第52回同学会(2月14〜15日)で解説。第3版では「条件つきで推奨する」とされている。(関連記事:「高血圧に尿酸降下薬は"推奨できない"」