AHAなどがたばこ大手を「偽善の極み」と批判

 米国心臓協会(AHA)など米国4団体は4月18日、米たばこ大手のフィリップ・モリス・インターナショナル(PMI)の"煙のない社会"を目指した新たなイニシアチブに対し、「偽善の極みだ」と厳しく批判する声明を発表した。4団体は「PMIは煙のない将来を望んでいると主張しているが、実際には低・中所得国を中心に世界各国で積極的に紙巻きたばこ製品を販売している」と指摘し、「言葉ではなく、行動で同社を評価すべき」と呼びかけている。