もう限界! 保険償還不可材料が技術料を圧迫

 日本医科大学大学院眼科学分野教授の高橋浩氏は第123回日本眼科学会(4月18~21日)で、眼科手術の診療報酬に占める保険償還できない医療材料費の割合が大きく、経営努力をしても限界にきていると主張した。外科技術の診療報酬では、償還不可材料費が圧迫している術式が多いことが課題とされているが、眼科はその中でも償還不可材料費の割合が高い術式を抱えており、医療経営の面から緊急に解決すべき問題となっている。同氏は「関係者が協力して状況の改善を図るべき」と強調した。