日本糖尿病学会が「仙台宣言2019」

 糖尿病患者は"災害弱者"。災害発生時の健康被害を最小化するために、普段から準備をしておこう―。第62回日本糖尿病学会(5月23~25日)では、自然災害の多発地域である西太平洋地区7カ国の糖尿病関係者が集まり、災害発生時および災害に備えた日常の糖尿病管理について各国の経験と取り組みを共有するシンポジウムが行われ、その趣旨が「仙台宣言2019」として発信された。東日本大震災(2011年)発生後、初の仙台市での同学会開催でもあり、このような取り組みが実現した。

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