ウルトラライトのたばこも肺がん転帰不良
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1950年代以降、健康リスクへの関心に反応して、フィルター付き、メンソール入り、あるいは低タールのたばこが相次いで発売された。しかし、こうした変化にもかかわらず、依然として喫煙は肺がんの90%と関係しており、がん関連死の第一位の死因である。米・Medical University of South Carolina のNina Thomas氏らは、たばこのタイプによる肺がん罹患率や死亡率などへの影響に関するNational Lung Screening Trial(NLST)サブ解析を実施。ライト/ウルトラライトのたばこはレギュラーたばこと臨床アウトカムに差がないことを米国胸部学会(ATS 2019、5月17~22日、ダラス)で明らかにした。