膀胱が尿を再吸収して夜間頻尿を防止

 加齢に伴う夜間頻尿は、夜間の排尿量の増加(夜間多尿)と夜間の膀胱容量の低下に起因し、睡眠障害に伴う夜間頻尿と膀胱での尿の再吸収との関係が近年明らかにされている。北上中央病院(沖縄県)泌尿器科の菅谷公男氏は、第107回日本泌尿器科学会(4月18~21日)で、加齢に伴う夜間頻尿の発生メカニズムを解説。発生要因に応じた非薬物療法を含む治療法について紹介した。