米国のがん死亡率は男女とも継続的に低下

 米国立がん研究所(NCI)、米疾病対策センター(CDC)、米国がん協会(ACS)、北米中央がん登録所協会(NAACCR)が米国のがん罹患率・死亡率を年次報告書Annual Report to the Nation on the Status of Cancer 2019年版にまとめ、J Natl Cancer Inst2019年5月30日オンライン版)に発表した。それによると、1999~2016年にがん死亡率は男女とも継続的に低下し、がん罹患率は女性では横ばい状態だが、男性では1999~2008年に上昇後2008~15年には低下に転じた。また、2019年版では20~49歳の若年成人におけるがんについて特集している。