糖尿病網膜症は透析導入と死亡の危険因子

 尿中アルブミン排泄量(UAE)の増加および糸球体濾過量(GFR)の低下は、2型糖尿病患者における腎機能低下の危険因子であることが明らかとなっている。北里大学健康管理センター長で同大学教授の守屋達美氏は、UAEおよびGFR、糖尿病網膜症と血液透析導入および死亡との関係について検討。糖尿病網膜症はUAEやGFRと並び血液透析導入および死亡の危険因子となることを明らかにし、第79回米国糖尿病学会(ADA 2019、6月7~11日、サンフランシスコ)で発表した。