アスタキサンチンがアスリートの疲労を回復

 エビなどの甲殻類やサケに含まれるアスタキサンチンは、抗酸化、抗炎症作用を有することが明らかにされている。中でも持久力向上や筋肉損傷軽減効果はアスリートにおける有効性が期待されるが、日本人トップアスリートにおける検討は十分でなかった。東海大学健康管理学の菊地恵観子氏は、大学陸上競技の長距離選手を対象にアスタキサンチンの効果を検討し、第19回日本抗加齢医学会(6月14~16日)で発表した。研究は、アスタリール株式会社と共同で行われた。