Hb濃度、高過ぎも低過ぎも認知症リスク

 血清ヘモグロビン(Hb)濃度は、高過ぎても低過ぎても認知症リスクの上昇に関連することが、ロッテルダム研究の参加者1万2,305例を対象とした検討から明らかになった。この研究では、貧血がある人では、ない人と比べてアルツハイマー病(AD)リスクが41%高いことも示された。オランダ・Erasmus Medical CenterのM. Arfan Ikram氏らがNeurology(2019年7月31日オンライン版)で報告した。