宿便による閉塞性大腸炎治療の難所とは?
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閉塞性大腸炎の原因の大半は大腸がんだが、まれに宿便に起因するケースが認められる。その場合、手術が遅れると敗血症を呈し死に至る可能性があるものの、手術の判断に関する一定の見解がないなど治療上の難所が多い。岡山赤十字病院(岡山市)消化器外科医長の竹原清人氏は、宿便による閉塞性大腸炎の治療方針について第74回日本消化器外科学会(7月17~19日)で解説した。