24時間血圧+夜間血圧で心血管リスク予測

 東アジア、欧州、南アメリカの3大陸12カ国の地域住民1万例超を対象とした国際共同研究から、心血管イベントのリスクを予測する精度が最も優れている血圧指標は、自動血圧計を用いて測定された24時間血圧値と夜間血圧値の組み合わせであることが明らかになった。ベルギー・University of LeuvenのJan A. Staessen氏らがJAMA(2019; 32: 409-420)で報告した。なお、この研究には日本から東北血圧管理協会代表理事の今井潤氏、帝京大学公衆衛生学主任教授の大久保孝義氏と准教授の浅山敬氏が参画した。