中高年期に高血圧→低血圧で認知症6割増
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中高年期の異常血圧は、認知症の発症リスクを上昇させる可能性がある。米・Johns Hopkins UniversityのKeenan A. Walker氏らは、中年の米国人4,700人超を24年間追跡して血圧変化パターンと認知症リスクの関連を検討した結果をJAMA(2019; 322: 535-545)に発表。認知症の発症リスクは、中高年期を通じて正常血圧を維持した人と比べ、中年期も高齢期も高血圧であった人では49%上昇、中年期の高血圧から高齢期に低血圧に転じた人では62%上昇することが判明したという。