早期MRIで多発性硬化症の長期予後を予測

 英・UCL Institute of NeurologyのWallace J. Brownlee氏らは、早期MRI所見により多発性硬化症(MS)患者の長期予後を予測できるかどうかを検討。その結果、単一の臨床症状を呈するclinically isolated syndrome(CIS)と最初に診断された時点のMRI所見が、15年後のMSの進行や身体障害、認知機能低下の予測因子になることが判明したとBrain2019: 142; 2276-2287)に発表した。