経口抗菌薬が結腸がんリスク上昇に関連
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経口抗菌薬の使用は、近位結腸がんのリスク上昇に関連している一方で、直腸がんのリスク低下と関連する。米・Johns Hopkins UniversityのJiajia Zhang氏らは、英国最大の一般診療所診療録データベースClinical Practice Research Datalink(CPRD)を用いたマッチド・ケースコントロール研究を行い、その結果をGut(2019年8月19日オンライン版)に報告した。結腸・直腸における腸内細菌叢活性の違いが、抗菌薬ががんに及ぼす影響の大きさやリスクパターンに関連することが示唆されたという。