集中治療医学会など3学会で「敗血症連盟」始動

 日本集中治療医学会、日本救急医学会、日本感染症学会の3学会は昨日(8月26日)、共同で記者会見を開き、敗血症の認知度を高めるため「日本敗血症連盟」を結成、具体的な啓発活動プログラムを発表した。敗血症は世界で約3,000万人が発症し、3人に1人が死亡する重篤な疾患でありながらも一般市民の認知度は低い。また、一般臨床医でも適切な対応法を熟知しているとは言い難いことから、一般市民、一般臨床医への啓発活動を行い、最終的には敗血症の早期発見・治療につなげたい考え。市民公開講座、9月13日の世界敗血症デーに合わせた情報発信、わが国での敗血症の実態調査などを計画している。