てんかん患者の診断と運転への対処法とは?
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2014年、運転免許証の取得、更新時にてんかん症状の有無を申告することなどを定めた改正道路交通法(道交法)が施行されて以降、脳神経内科によるてんかんの診療や患者の自動車運転への対応により注目が集まるようになった。高知大学脳神経内科学教室教授の古谷博和氏は、同科および連携施設を受診した、てんかんの複雑部分発作(CPS)と単純部分発作(SPE)患者のデータを分析し、その経過や運転に関する問題などを検討。脳神経内科医としててんかんにどのように対処すべきかを第60回日本神経学会(5月22~25日)で論じた。