80歳以上と未満でAFカテ成績は同等

 薬剤抵抗性かつ症候性の心房細動(AF)に対するカテーテルアブレーションは確立した治療法であるが、超高齢者を対象とした報告は少ない。榊原記念病院(東京都)副院長で循環器内科主任部長の新田順一氏は、さいたま赤十字病院(さいたま市)における80歳以上の超高齢AF患者に対するカテーテルアブレーションの成績および特徴を80歳未満と比較、検討。その結果を第66回日本不整脈心電学会(7月24~27日)で報告した。同氏は「適切な患者選択を行えば両者の成績は同等である」と述べている。