SGLT2阻害薬、実臨床で心不全予防効果示す

 実臨床においてSGLT2阻害薬はDPP-4阻害薬に比べて心不全による入院・死亡リスクを34%、全死亡リスクを20%低下させた。スウェーデン・Karolinska InstitutetのBjörn Pasternak氏らが、2013~16年に北欧3カ国でSGLT2阻害薬またはDPP-4阻害薬の服用を新たに開始した2型糖尿病患者約4万例を対象としたコホート研究の結果をBMJ2019; 366: l4772)に発表した。