8倍危険!未治療高血糖者に受診促す
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糖尿病患者における腎臓病重症化予防が全国的に大きな課題となる中、コウノトリの放鳥で知られる兵庫県豊岡市では、独自の取り組みを行っている。公立豊岡病院内分泌・糖尿病内科の岸本一郎氏らが同市の特定健診データを解析したところ、同じHbA1cが8.0%以上でも、治療を受けている人に比べ、受けていない人では腎機能低下のリスクが8倍以上高いことなどが分かった(糖尿病2019;62:347-354)。同氏らは、これらの研究結果を端的に示したリーフレット(図1~3)を作成し、該当者に届けて、医療機関の定期受診を促すことを検討している。