がんサバイバーのCVDリスク、種類で大差
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近年、がん患者の生存率は大幅に向上したが、がんサバイバーにおける長期的な心血管疾患(CVD)リスクの予防・管理に関するエビデンスは不足している。英・London School of Hygiene and Tropical MedicineのHelen Strongman氏らは、20種のがんサバイバー計10万例超とがん既往歴がない対照群52万例超を対象に、がん種別のCVDリスクを比較検討。その結果、大半のがんでCVDリスク上昇が認められたが、リスクパターンはがん種による差が大きかったとLancet(2019; 394: 1041-1054)に発表した。