CKD患者ではがん発症率・死亡率が高まる

 慢性腎臓病(CKD)患者はがん発症リスクが高く、がんの予後にも悪影響を及ぼす可能性があるとされるが、それらに関するデータは限られておりばらつきも見られる。カナダ・University of Toronto のAbhijat Kitchlu氏らは、CKD患者を対象としたコホート研究を実施。CKD患者ではがんの新規発症率および死亡率が高まることを⽶国腎臓学会腎臓週間(ASN Kidney Week 2019、11⽉5〜10⽇、ワシントンD.C.)で報告した。